もくじ

どうも、普通の大学生活を送っているおぎつです。
大学生活を送っている中で、1年間漫画家を目指した時期がありました。
今回はそのお話を書いていこうと思います。
そもそも僕は絵が下手くそで、人物画を描けと言われても棒人間が精いっぱいなくらいでした。
では、何で漫画家を目指そうとしたのか?となりますよね。
それは、マンガへの愛と賞金でした。
小さいころからマンガを読んでは妄想をしたり、独自のストーリーを作っているような子供でした。
だからマンガを見ていると、「俺の方が面白いのをかけるんじゃないのか?」と絵が下手なくせに思っていました(笑)
そしてもう一つは、賞金の額です。
手塚賞を見た時に驚いたのが、入選で200万・準入選で100万・佳作で50万円でびっくりしました。
こんな感じで、金欠の大学生の僕はいいな~と思って大学1年生を過ごしていました。
そうやって1年生が終わりそうな時に、いろいろな流れで絵が上手くて漫画家に興味のある友達とマンガを一緒に描いてみようということになりました。
絵が下手でマンガが好きというだけで引き受けたわけじゃなくて、僕は【自分で考える力】に自信があったので引き受けました。
自分で考える力とは、良く世間で言われるPDCAサイクルってやつで、受験勉強やスポーツでも結果はそこそこ残せてきました。
これが漫画家を目指そうと思ったはじまりでした。
絵が描けない自分は原作として2人組の漫画家リアルバクマンになった
こうやって絵の上手い友達が絵を描く方で、ただマンガ好きな僕が原作としてストーリー作りでマンガを作ることにしました。
とりあえずは賞に応募して入賞すれば漫画家としての登竜門をくぐれるのではないかと考えて、一番有名な少年ジャンプでの手塚賞に入賞することを目指しました。
最初から手塚賞は厳しいと思ってましたし、年2回しかないので最初は毎月やっている月例賞に出すことにしました。
ということでストーリーを作って下手なネームを作るのですが、それだけじゃ伝わりづらいので、話し合って友達に絵にしてもらうことで作っていきました。
そうして初の作品が2か月くらいでできました。
作ってて思ってはいましたが、初作品の出来がひどい(笑)
僕のストーリーはマンガの盛り上がりそうな部分をつけまくったような話でめちゃくちゃでしたし、友達の絵は硬い感じで教科書並みにつまらない絵になっていました。
ほんとに見ただけで酷いのが分かったので、これについては月例賞さえも出すのはやめました。
そこから僕は話の作り方やマンガを違う目線で研究したりしました。
研究内容は主に2つです。
- 読切のマンガをとにかく研究する
- マンガ以外でも他の本や映画なども研究する
そうして次の作品は、奇抜な世界観ながら起承転結がある作品ができました。
これは自信があって月例賞に出しましたが、集英社は無反応・・・
この作品の反省点を見てみると、起承転結はあるもののキャラに愛着がわくようなストーリーでもないし、背景とかもシンプルで目が引くような作品ではありませんでした。
漫画家を目指して5~6か月が経っていましたが、漫画家になるにはもっとかかるという意識があったので気落ちせず次に挑みました。
次はもっとキャラに愛着がわくように、そして絵がめっちゃ手をこませてるなと分かるような作品を作ろうと思いました。
新人ながら集英社に持ち込みで乗り込んだ結果
次の作品は大体漫画家を目指して8~10か月目あたりでした。
今思うと「時をかけるサムライ」とタイトルで書けば想像の付くような作品(笑)
その応募した作品で次こそは月例賞を!と思ったが載っておらず・・・
しかし!!
それを見て目に止まった若手編集者が電話してきたのです!
やっふー!となりつつ、集英社に来てくれと言われたので初の集英社・ジャンプへの持ち込みということになったのです。
ちなみにこの頃に手塚賞に出す作品もあったので、それもついでに見てもらおうと行きました。
夜になったばかりの時間帯に集英社に入って、緊張で記憶が定かではありませんが待合室みたいなとこで編集者を待ってました。
部屋は何個もあるのに僕ら2人だけポツーンと待っていたのは覚えてます。
そして、編集者が来てアンケートを書かされつつ作品の評価が始まりました。
まあ普通にここはこうした方が良かったかも、ストーリーはどうこととまあ色々言われてたけど、ストーリーを考える僕へのディスが多すぎました(笑)
メンタル崩壊しかけた中、手塚賞のための作品を出したら案の定これも通らないね~と言われて完全に精神崩壊。
結構手塚賞の作品は研究して考えたつもりだったので、ショックでした。
帰りも2人で気まずく途中解散しました。
でも最後に僕は、どうしても研究に研究を重ねて手塚賞だとウケが良いだろうと思い作った作品だったので、やはり腑に落ちませんでした。
そんな作品だったので、「せっかく作ったし応募だけはしてくれ」と投げやりに送るように頼みました。
そこで奇跡が起こりました。
まさかの大逆転のキセキが起こる!!
題名通り、あの作品が最終候補まで残ったんです。
変な時期(たしか結果発表の1ヵ月前くらい)に連絡がきたので本当に喜びました。
興奮して家で叫んだ記憶があります。
あの時、相方がお金に渋っていたら送っていなかったでしょう。
その連絡の1週間後くらいにあの審査員の有名漫画家たちが最終候補10本から佳作などにするかの会議があるから、また報告すると言われました。
もうドキドキですよね。
だって佳作に入ったら賞金50万円ですよ・・・
もう緊張と神に祈りながら結果を待ちました。
そうすると結果は・・・
まさかの大好きなナルトの岸本先生のダメ出しで最終候補止まり(笑)
ストーリーの終盤を笑いっぽくとるか、真面目な感じにするかで迷って、ジャンプだし
王道の真面目でいくか!とやったのが裏目に出ましたね。
そこを笑いにしてくれれば良かったと先生方から言われたそうです。
ということで賞金もなし!!!というまさかの結果で幕が落ちました。
担当もつくのか?と思いましたが、また良い作品ができたら持ってきてスタイルでした。
ちなみに手塚賞に通らないねって言った担当から軽く謝罪をもらいましたとさ。
相方の絵の力はもちろん、自分の考える力で試行錯誤して理論的に組んだ作品はやっぱり評価されて嬉しかったです。
手塚賞や賞に残るためのコツはどうすればいい?
賞を取ることを意識して、色々なことに取り組んだり分析もしてきました。
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