
どうも、おぎつです。
今回はジャンプに持ち込んだ時のお話を細かく話していこうと思います。
持ち込もうと思ったきっかけは月例賞に出していた作品に反応がないからでした。
次の作品を見てもらうついでに、月例賞の作品についても聞こうと思っていました。
そんな時、まさかの集英社からの電話が来たのですよ!
「月例賞の作品を見たから、少し話がしたい」とのことでした(ちなみにもう月例賞は発表済み)
そこですぐに持ち込みをすることになりました。
案内に通されて、たくさんある部屋の1つで編集者を待ちながら緊張していました。
しかし一方で、たくさんある部屋に誰もいない静けさをよく覚えています。
そこで編集者が来て、挨拶と共にアンケートを書くように言われます。
そして月例賞に出した作品をもう一度速い速度でパラパラと読んでいました。
そして、最初はアンケートを見ながらどんな生活しながらマンガを描いているかの雑談をしました。
それから作品のダメ出し。
一応言っておきますが、褒められようなんて思っちゃダメです。
そもそもダメ出しの連続なので、覚悟してください。
もちろんダメ出しと言っても、「ここは~だけど、~した方が良かったかもしれない」とかアドバイスみたいな感じでもあります。
読者目線だと分からないなど、これからマンガを描くにあたっての全体的なアドバイスももらえます。
そしてメンタルがやられている中で、ダメ元で手塚賞に出そうとしてた作品も見てもらいました。
手塚賞の応募作品をジャンプに持ち込みした体験談の結果・・・
最初に見てもらった作品はダメ出しの連続だったのですが、手塚賞に出す作品は少し自信がありました。
そして見てもらうと、「ん~これじゃだめだねぇ」とニヤリとされました。
ショック・・・
でも僕は変なことを心の中で思いました。
(こいつ、最初の作品を見て先入観があるんじゃないのか?)
次には(そもそもこいつら編集やっているだけでマンガなんて作ってもないのに分かるのか?)
と言っちゃいけないようなことを思いました(笑)
落ち込みつつも、そこに疑問を持った僕はダメと言われた手塚賞の作品を応募しました。
すると、手塚賞の最終候補まで行ったんですよ!!
やっぱり上手くストーリーをまとめ上げたし、絵も(相方が描いてました)上手くいっていたので自信があった作品評価されました。
言いたいことは、編集者の言うことがすべて正しいわけではないということですね。
編集者って普通に良い大学卒業して就職した人が多いですし、マンガに仕事で触れる機会が多いということです。
もちろんそんな編集者だからこそ見極めれることもあります。
でも全てが良い方向でもない、そうしたら編集者が漫画家になれば売れるわけですし。
みんな持ち込みでボロクソにされても、ひとつのアドバイスだと思って気にしないようにしましょう。
ちなみに、その後の話や僕の手塚賞に至るまでの話はここで詳しく書いております。