もくじ

カットやカラーのサービスを無料か低価格で提供してくれるサロンモデル。
美容院での上質な時間をこんなにも安く提供してもらえるなんて、ものすごく魅力的ですよね。
だけど、そんな魅力にあふれるサロンモデルも一歩間違えると大変なことに!
自分の想像していたのとは全く違う髪型にされて泣く泣く帰る羽目になってしまうかもしれません。
せっかくの美容院、ウキウキした気持ちで帰ってきたいですよね。
カットモデルの場合だと、どうしても美容師さんの腕次第なので対策は打ちようがありませんが、カラーモデルなら知識があるだけで失敗する確率をグンと減らすことができます!
そもそもカラーモデルで失敗したらどうなっちゃうの?

カラーで失敗と一口にいっても、具体的にどんな風になると失敗なのでしょうか。
自分が思っていた通りの色にならない失敗なら、カラーモデルじゃなくお金を払っていく美容院でもありますよね。
カラーモデル特有の失敗について説明します。
カラーモデルには2種類の失敗があります。
1つ目は色がまだらになってしまうこと。
色がまだらだと髪が汚らしくみえてしまって嫌ですよね。
でもこれは、自分で髪を染めるときなどによくあるミスで、とても初歩的なものです。
プロである美容師さんの場合一番気をつけるところなので、カラーモデルでこういったミスが起こることは少ないと思っていいでしょう。
2つ目は色がグラデーションになってしまうこと。
グラデーションといっても毛先に向かって明るくなるお洒落なものではありません。
根元に向かって明るくなる逆のグラデーションです。
これでは、根元の毛が生えてきて、いわゆる「プリン」状態になったときに目立ってしまいます。
これがカラーモデルで一番多い失敗例です。
カラーモデルでの失敗を防ぐためにはここに対策を打つ必要があるのです。
カラーモデルが失敗する原因は?

先ほどもお話したように、カラーモデルの失敗の多くは「逆グラデーションになってしまうこと」です。
逆グラデーションになってしまう原因はカラー剤の性質にあります。
実は、カラーは温度が高いところほど染まりやすいのです。
つまり、頭皮に近いところほどカラー剤に体温が伝わり早く染まります。
その上、カラー剤は頭皮側から塗っていくので、毛先との差がより一層でてしまいます。
「じゃぁ、毛先から塗っていけばいいじゃん!」と思いますよね。
ですが、そうするとまだらに髪が染まってしまう原因になってしまいます。
まだらになるのを避けるためにも、美容師さんたちは根元から毛先に向かって順番に塗っていくんですね。
とは言っても、もたもたしていたら先に塗ったところからどんどん染まっていってしまいます。
熟練の美容師さんなら、手際がいいのでもたもたすることはありませんが、カラーモデルを担当するのは新人の美容師さんです。
最初に塗り始めてから毛先まで塗り終わるまで時間がかかってしまいます。
こうして、頭皮と毛先にカラー剤がついている時間に差がでてしまう上に、頭皮付近は染まりやすいので逆グラデーションが誕生してしまうのです。
カラーモデルで失敗しない具体的な方法!「美容師さんとは◯◯しない!」

そこで、対処法として実践してほしいのが
美容師さんとは会話をしない!
美容師さんに少しでも作業に集中してもらうために会話を極力しないでほしいタイミングがあります。
それは、最初に塗料を塗り始めてから、最後に頭にラップを巻く時までです。
カラーしたことある人なら経験があると思いますが、一通りカラー剤を塗り終わると、毛先の髪も頭皮のほうまで巻きつけてラップをして時間を置きますよね。
そのときに全体の温度が均一になり、毛先と根元の温度を一緒にすることができます。
つまり、ラップを早く巻きつけるほど色が均一になるのです。
私の経験上、美容師さんと会話をするのとしないのでは10分〜20分ほど、作業が終わるまでに差がありました。
(美容師さんの腕による差もあると思いますが。)
会話するのを控えたいのはこのタイミングの間だけですが、入店したから雑誌を読んだりして「美容院で会話をするのが好きじゃない人」を演じることをオススメします。
話すのが好きな人だと判断されると、美容師さんも話しかけてきてしまいますからね。
美容院で会話をするのが苦手な人は結構いて、美容師さんも理解があるので嫌な顔をする人は全然いません。
不安解消!「失敗しない美容師さん」のカラーモデルになるには?

ひと昔前なら、モデルハントしている美容師さんに話しかけられてカラーモデルになるのが主流でしたが、今やネットやアプリで自分から予約をとりにいく方法が主流です。
カラーモデルになる美容院を選ぶときに以下のポイントで失敗しない美容師さんかどうかを見分けることができます。
・美容師さんの予約の空き状況
・経験年数
ネットではこれらの情報を載せている場合が多いです。
予約状況空きが少なかったり経験年数が長い人の方が、必然的にカラーを練習した回数も多くなるので手際が良い傾向にあるはずです。
1、2年目はシャンプーやカットの練習ばかりで、カラーの練習が豊富ではない場合が多いです。
なので、経験年数は3年以上がおすすめです。
ちなみに、カラーモデルを探すのでおすすめなのがminimoというサイトです。
地域や値段、キーワードなどいろいろな条件を組み合わせて検索できるので、好みの美容院を見つけやすいです。
そのままお店の予約状況を確認して、自分の予定と会う日を探せるので、電話をしなくても電車のなかなどで気軽に予約することができます。(もちろん電話で予約もできます。)