もくじ
「いじられキャラ」というのは、一回認定されてしまうとなかなか抜け出すのって難しいですよね。
自分ではいじられるつもりで接していないのに、いつの間にかいじられてしまっています。
そして、厄介なのは誰か一人がいじりはじめると「こいつはいじってもいいやつなんだ」と認識されること。
すると、たちまち仲良くしていなかった人からもいじられるようになります。
しかし、いじられキャラの人は優しいから嫌でもはっきり言えません。
たとえ相手の発言がいじりではなくただの暴言であったとしても、「は?いやいや、そういうのウザイから」なんて言ってる自分はとても想像できませんよね。
言えても、「ええ〜ひどい〜!!」ぐらいなものです。
でも、この反応だと相手の思う壺です。
相手はうまくコミュニケーションをとれていると勘違いしてしまい、また次の暴言に発展します。
いじられキャラの特徴・共通点5つ
いじられキャラの人はどうしていじられキャラになってしまうのでしょうか。
いじられキャラの人には以下の特徴や共通点がある傾向にあります。
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1、優しい
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先ほども言いましたが、いじられキャラの人って優しいんです。
基本的に文句を言ったりしません。
だからついつい相手は遠慮なくいじってしまいます。
「こいつは何を言っても絶対に怒らない」と心のどこかで思われてしまうんでしょうね。
その安心からいじりやすい対象になっていきます。
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2、嫌とはっきり言えない。
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これも冒頭の方で話しましたが、いじられキャラの人は嫌なことを言われてたりさせられたりしてもはっきり言えません。
例えば、突然「〇〇のモノマネまで、3、2、1!」なんて無茶振りをされたとしましょう。
モノマネのネタなんて持ってないし、すべることが目に見えているから本当はやりたくないけど、嫌とは言えずに「どんだけ〜〜〜!」とか言ってみてドンズベリします。
いじられキャラの人はすべり芸的なところがあるので、これでも結果数秒後に笑いが起こったりはするんですけどね。
ますだおかだの岡田圭右さんとかが代表的ですね。
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3、リアクションが大きい
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リアクションが大きいこともいじられキャラの代表的な特徴ですね。
やっぱりリアクションが大きいほうがいじりがいがありますから。
出川哲郎さんなんかが典型じゃないでしょうか。
私は世界の果てまで行ってQとか、アメトークで見れる出川さんの体を張ったリアクションが大好きで、出川さんがでてるとついつい番組を固定してしまいます。
つまり、いじられキャラは見てる方は楽しいんですよ。
そう考えると、いじられキャラの周りに人が集まってきていじりの輪が広がっていく理由がわかりますね。
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4、表情が豊か
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表情が豊かなこともいじられキャラの特徴です。
これはリアクションが大きくていじられてしまうのと同じ感じですね。
いじったときの反応がわかりやすいほうがいじりたくなるものです。
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5、見た目や喋り方に特徴がある
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その人の見た目や喋り方に特徴があるってことは、いじる部分があるということです。
人の印象の93パーセントは目と耳から入ってくる第一印象で決まるといいますから、第一印象からいじれる人認定ははじまっているんですね。
いじられキャラをいじる人たちの心理
自分がいじられキャラ側だと、いじる側の人たちがどうしてそんなひどいことを言うのか
その心理が全く理解できませんよね。
でも、私はいじる側の人には以下の2つの人種がいると思っています。
- 誰にでもはっきり物言う人
- 人によって態度を変える人
誰にでもはっきり物言うタイプの人の心理は簡単です。
思ったことをそのまま言っているだけで何も深いことは考えていません。
悪意も見下しもないと思って良いでしょう。
ただ、やっかいなのは人によって態度を変えるタイプの人です。
この人たちは、いじられキャラのことを見下しています。
「こいつは俺より頭が悪い」「この子は私よりブス」といったように。
理由はなんにせよ、いじられキャラは社会的に自分よりも下の位に属しているから何を言っても嫌われない、
嫌われたとしても怖くないと無意識のうちに思っているのです。
他の人がいじられキャラと同じことをしたとしても、その人のことを見下していなければ全く違う態度をとるのです。
いじられキャラ側としてはひたすらにムカつく心理ですがそれが事実です。
いじられなくなるための対処法
まず、対処法はその人との関係を続けていきたいかどうかで変わってきます。
もしあなたが大学生なら、私はその人との関係を切ってしまってもいいと思います。
なぜなら、人を変えるのは難しいですが離れるのは簡単だからです。
あなたのことを傷つけてることに気づかずにいじり続けてくる人は友達ではありません。
大学のいいところは自由なところです。
新しいサークルに入るなり、
いつもの友達とは違う友達と一緒に授業を受けるなり、
新しい人間関係を築くのも良いことです。
ですが、「そんな勇気がないよ!!」という人や、相手が職場の人などで今後も関係を続けていかなければならない人は以下の方法を試してみてください。
対処法には2つあります。
①すぐに効果はあるけれど、表面的な対処法
②時間はかかるけれど、根本的な解決になる対処法
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①すぐに効果はあるけれど、表面的な対処法
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対処法 : 以前言われて傷付いたという事実を本人正直に伝えてみる
「そんなことできたら苦労しないよ!」と思うかもしれません。
でも、言っている本人が相手を傷つけていることに気づいていないことに一番の原因があるのです。
そこをクリアしないことには解決にならないのが現実です。
伝えるときには第三者に共感してもらうことが必要になります。
相手はあなたが自分と同じようには傷つかない人間だと思っているのです。
あなた以外の人の共感を通して自分がひどいことを言っていたんだと気づかせる必要があるんですね。
これには、2パターンあります。
第三者の協力ありのパターンとなしのパターン
・ありのパターン
ありの場合は簡単です。
まず、信頼のおける第三者に相談をして、相手に直接ちょっと言い過ぎだということをそれとなく伝えてもらいます。
お願いするときに気をつけてもらいたいのが、その人自身の意見としてそう感じていると伝えてもらうことです。
あなたにお願いされて言っていると言われてしまっては意味がありません。
第三者の共感を得るのです。
・なしのパターン
なしのパターンでは、
3人程度の人数になるシュチュエーションを見計らいます。
・あなた
・伝えたい相手
・いじり上手な友達
そして会話の流れのなかで、以前に傷付いたことを伝えます。
言い方のポイントは、具体的な内容で話すこと。笑顔で明るく言うこと。
例えば、
「この前〇〇って言われたときすごくムカついたんだからー!!」
「この前〇〇って言われたときめっちゃむかついた!」
空気が重苦しくならないように言いましょう。
そして、いじり上手な友達に「ひどくない?」と共感を求めてみましょう。
いじり上手な友達は人の気持ちがわかる人が多いので共感してくれる場合が多いと思います。
だからここの人選はとても大事ですね。
そうすると、少なからず相手の心には、「この子も傷つくんだ」という事実が響くはずです。
一度ではダメでも、いじり上手な友達を変えて2度3度と試してみましょう。
忘れちゃいけないのは、いじられキャラは基本的に愛されキャラであること。
向こうだってあなたと仲良くしていきたいはずです。
自分が言い過ぎであることに気づけば、言い方に気をつけてくれるはずです。
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②時間はかかるけれど、根本的な解決になる対処法
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対処法 : いじる側が尊敬したくなる部分を自分につくる
先ほどもお話したように、いじる心理は「相手のことを下に見ている」というところにあります。
この心理の根本を変えないことには関係性の改善にはなりません。
なにかひとつでいいんです。相手ができないことを自分ができるようになりましょう。
例えば、
趣味のギターを極める。
英語を話せるようになる。
TOEICで高い点数をとる。
資格をとる。
などなど、極める対象はなんだっていいのですが、
客観的に見て万人がすごいと思えることが大切です。
ゲームがうまい、漫画を読むのが早いとかだと客観的に見て万人からすごいと思ってもらえるかどうかは微妙ですよね。
そして、相手ができないことを自分ができるようになることは、あなた自身の自己投資にもなります。
あなたの将来のために良いことしかありません。
いじられキャラのことで悩んでいる時間を、自分の将来のための時間にあてられる上に
いじられなくなりたいという感情があなたの背中を押してくれるでしょう。
でも、もし万が一それでもいじる側の人があなたのことをバカにしてくるようなら
「私ができることをできもしないのに、私を下に見てくるなんて哀れな奴だ」と内心あざ笑ってやればいいのです。
いじられキャラで悩んでる人にぜひ読んでほしい漫画「いじられキャラから抜け出したい」
漫画『いじられキャラから抜け出したい』を公開したのは、Twitterユーザーの「梅涼(@rrr_______8)さんです。
5分ほどで読める短い漫画ですが、ものすごく勇気付けられる内容になっています。
私はいじられキャラを内面から変える方法をお話してきましたが、いじられキャラは外見から変えることもできるんですね。
せひ、ご一読ください。
https://rocketnews24.com/2019/03/06/1182424/